2018-07-20 第196回国会 衆議院 本会議 第45号
定数増とともに拘束名簿方式の特定枠を導入するという、およそ国民が理解することができない醜い制度は、まさに自民党の自己都合、究極の党利党略と言うほかなく、多くの国民が、皆さんも選挙区で聞いておられると思いますが、怒り、あきれておられます。 どうしても合区で漏れる議員がいるなら、党内で調整して対応すべきではないんですか。
定数増とともに拘束名簿方式の特定枠を導入するという、およそ国民が理解することができない醜い制度は、まさに自民党の自己都合、究極の党利党略と言うほかなく、多くの国民が、皆さんも選挙区で聞いておられると思いますが、怒り、あきれておられます。 どうしても合区で漏れる議員がいるなら、党内で調整して対応すべきではないんですか。
この問題を解決するために、拘束名簿方式の特定枠に合区で代表を選出できない県の候補者名を記載することで、比例代表枠ながら、県代表が選出されることを狙っているからでありましょう。 比例代表枠を四つふやす理由は、既存定数をふやさないまま特定枠をふやせば、既存の比例代表枠が減るために、当選可能性が低くなることへの不満が噴出するからでありましょう。
民主主義に反し、時代錯誤である定数増だけでなく、不透明で、民主的手続を経ない拘束名簿方式を復活させるような提案は、国民の一人としても断じて許すことができません。そのことを強く申し上げて、私の反対討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
今回の特定枠というのは事実上の拘束名簿、先ほど答弁を聞いていても、答弁の中でも特定枠の話と拘束名簿をごちゃまぜにして、同じトーンで答弁をされているような感じもしましたけれども、実際、これも、特定枠というのはもう完全に拘束名簿方式と一緒だと私たちは思っています。
お尋ねしますが、そもそも現行の非拘束名簿方式というのはどういう制度なのか、有権者が当選する順位を決める、有権者に委ねる、こういう制度だったのではなかったかと考えますが、お聞かせください。
これと併せまして、非拘束名簿式は維持しつつ、補完的に拘束式の特定枠、これを設けることで、先ほど来お話を申し上げておりますとおり、これまでは当選が難しかった全国的基盤は有しない等によって多数の票を獲得できなくても国政上有為な人材、あるいは政党が民意を反映する上で必要な人材、こういった方々が参議院に送り出される機会が高まるということでありまして、非拘束名簿方式、拘束式、この双方のメリットを生かしまして多様
山下議員の今の質疑にもありましたように、今の非拘束名簿方式は自民党が各会派の合意を無視して強引に導入したものであります。タレント候補など大量得票する候補者の得票を自民党の得票として数えられるようにしようと、こういう党利党略だったということが当時も指摘をされました。 当時の自民党の提案理由説明は片山虎之助さんがされております。こう言っているんですね。
○参考人(増山幹高君) 参議院選挙の在り方でございますが、今日お話しさせていただきました政権選択か代理選択かという意味でいきますと、参議院の選挙制度というのは代理選択の要素を色濃く持つ制度でございまして、そういった形を望ましいという合意がある場合ですと、今のような比例代表について、非拘束名簿方式で、より個人の資質や特性、活動がアピールできるような制度をより一層推進していけばよろしいかと思いますし、いや
○石橋通宏君 時間が参りましたのでこれで終わりにさせていただきますが、拘束名簿方式についても我々もいろいろ議論させていただいております。そのメリット、デメリットも含めていろんな課題がありますので、今日いただいた御意見も参考に、また引き続きしっかり議論をしてまいりたいと思います。 今日は大変ありがとうございました。
例えば、具体的に参議院と比べると、参議院は非拘束名簿方式になっていますので、参議院の比例区で出られている候補者は送信できるのに、衆議院の比例単独で出られている方々は候補者として送信できないというのは若干わかりにくい面があるのも事実かと思いますし、また、各政党においても比例単独候補者の方もおられますので、現在、提出者間で修正協議が進行中であると伺っておりますけれども、この部分についての法案修正も含めて
特に参議院の比例区、非拘束名簿方式の方は、最後の当選者は朝五時ごろ決まるぐらいで大体夜遅くまでやるのが通例です。衆議院の方はどんなに遅くても二時ぐらいにはみんな決まる。そんな中で両方五時間ということにした妥当性についてお答えください。
非拘束名簿方式については異議がありますが、基本的には比例代表制は優れた選挙です。こうした制度の下で党議拘束の解除をすることは、政党として様々な公約を掲げて選挙に参加すること自体が矛盾になるのではないでしょうか。また、政党も議員も有権者に示した政策、公約の実現に力を尽くすことが当然の責任です。
非拘束名簿方式との組合せという点について、私と意見が違いまして検討の余地はあると思いますけれども、比例代表制度そのものは民意の反映という点で最も優れた選挙制度だ、そういう提案をされたことに私は注目をいたしました。同時に、民意の反映という点では、二大政党制は国民の多様な民意を二つに絞るという点で逆行する懸念を持ちます。
○永田委員 実は、法学者によっても若干判断が分かれるところがあるんですけれども、僕が聞いた話では、参議院の非拘束名簿方式の比例区で買収が成立をすると、それは比例区全体で買収が行われたと解されて、比例区の名簿が無効になると。すなわち、自民党の三年前に当選をした比例区の議員は全員失職をして、しかも繰り上げ当選もできないというのが正しい解釈であるというふうに聞いたことがあります。
新聞報道が正しければというお話ですが、これは、まず、三年前に非拘束名簿方式が導入されまして、歯科医師会の力だけでは中原爽さんの非拘束名簿方式における比例区の当選はおぼつかない、ついては橋本派の派閥の力で票を出してくれないかと、こういう依頼の見返りに一億円を渡したんだというお話があります。
それから二番目は、三年前、以前の、前の拘束名簿方式。それから今の非拘束名簿方式でございます。この三つの考え方がある。これは私は、もっと本当に真剣に議論しなきゃいけない問題だろうと思います。 それと、各地方ブロックの問題は、県なり地方ブロックの問題でございますが、私は、一票の価値、つまり定数是正で当然のことながら各地方ブロックというものを考えなきゃならないと思います。
次に、私自身、選挙制度をどう考えるかというときに、民意を正確に反映するということと、恣意的に有権者の選択肢を狭めることがあってはならない、この二点をやはり一番本質的な問題として考えているわけですけれども、例えば、現行における拘束名簿方式というものは有権者の選択肢をあらかじめ狭めることにはなっていないか。これの可否を聞いているわけではありません。
しかも、前回の参議院選挙で選挙方法が非拘束名簿方式に変わりましたでしょう。そうしますと、これまで政党名とか略称、略歴、代表名のほかに、政党ごとの公約、政見があったそうなんです。ところが、これ政党名と略称と候補者名だけで、政見がないわけです。だから、何を基準に投票すればいいのかという声が私、届けていただいて、ああ、そうだったのかというのを本当に思ったんですよね。
また、同じくその年の秋には、この参議院比例区をかつて悪名高かった銭酷区と言われるくらいの非拘束名簿方式へ変えられた。与党のこれが強行採決によってなされたという、こういう経験があるわけであります。 そんなことを踏まえて、十九日の、先ほど朝日新聞が出されておりましたけれども、十九日の毎日新聞の社説は、この二つの改悪についてこんなふうに述べています。「与党のエゴ丸出しだ。」
そして、近いところでは去年の、おととしでしょうか、参議院選挙の非拘束名簿方式の導入、これは全く新しい制度で、実際にやってみると、七万枚のポスターをどうやって全国に張るのということで立ち往生する経験をそれぞれの方が、大組織は違いますけれども、私なんかは大変やはり、時間をかけずにつくった制度はいろいろ至らぬところがあるなということを痛感しながらの選挙制度だったわけです。
参議院は直近の選挙から比例代表区に非拘束名簿方式を採用し、当時の全国区制度の弊害を取り除こうとした八二年の選挙制度の改革の結果を無視しています。
昨年の参議院選から比例代表制の非拘束名簿方式、つまり元に戻ったわけでございますが、そもそもこのことの発端は自民党内の問題、お金で党員を獲得して順位を決めるという、こういう問題からすり替えられて導入されたものであると私は思っております。しかし、私も、我が国では職能代表の意味が乏しいから、こうした非拘束については見直すべきだと思っております。
そこで、先ほども同僚委員からあるべき選挙制度の在り方については御質問が出ましたので、私一つだけお尋ねしたいのは、このデータでもありますように、前回の選挙は非拘束名簿方式でございました、比例代表はですね。前々回は拘束式でありました。
そういう場合にはこれは全く問題ないんです、今回の非拘束名簿方式というのは。 だけれども、今、一方で浮動票というか、無党派層がどんどんどんどんふえている。いい悪いありますよ。だけれども、その中で、ある意味では、どうしようかな、だれにしようかな、余りわからないでその場で考える人もいるし、でも投票に行くことは意義があることですからね。
ちょっと別の観点から今回の大量の違反者、逮捕者を出した高祖事件を振り返ると、このたび導入された参議院比例代表制の非拘束名簿方式という制度そのものにも原因があったというふうに思われるんですが、非拘束名簿方式の提案者でもある片山大臣に、この選挙制度の中に問題点があるとすればどんな問題点があったとお考えなのか、高祖事件との絡みも含めてお話しいただきたいと思います。
今回大量の違反者、逮捕者を出した高祖事件を振り返ると、このたび導入された参議院比例代表制の非拘束名簿方式という制度そのものにも原因があったと思われる、その中で、この選挙制度の中に問題点があるとすれば、高祖問題と絡めてどんな問題点があるというふうにお考えかということで今大臣に伺ったんですけれども、ちょっと私としては納得がいかない答えだったので、公明党がこの非拘束名簿方式の制度導入を自民党に強く促したと
これはもう昔から指摘されていた話で、選挙のたびにそういう話が出ていたと言うこともできますけれども、特に昨年の秋、参議院の選挙について非拘束名簿方式が突然導入される運びとなりまして、これはもうそういう組織、団体をフル回転させる選挙が過熱してしまう、かえって日本の選挙を悪くしてしまう、そういう指摘を私たちはしていたわけであります。